英検1級は実際受けたことがないという場合、
一体どれぐらいの難易度なのか、あまり想像がつかない
という人も少なくないのではないでしょうか。
英検1級の難易度は、普通の英語の能力以外にも
必要なものがあるため、難しいと言われます。
そして、他の資格と比べて難易度はどうなのか?
どこがどう難しいのか?
勉強するときのポイントはどこか?を紹介していきます。
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Contents
英検1級をTOEICの点数で比較すると?
英検1級の合格レベルは、TOEICでいうと、900点以上と言われています。
ちなみに、語学の国際標準規格であるCEFR(セファール)によると・・・
TOEICでは、英検1級のレベルでいうと、最低点で計算しても、
リスニング490点+リーディング455点で、合計945点です。
リスニングは、最低点でもほぼ満点の換算・・・
ガタガタブルブル・・・
ただ、TOEICと簡単に比較することはできません。
英検1級の難しさは、
TOEICのように、短い時間で大量の問題を解くという
情報処理系の能力が問われているのではありません。
どちらかというと、表現能力が問われている試験だといえます。
その証拠に、英検1級では、
ライティングのウエートが非常に高いです。
加えて、2次試験では、
日本語で答えるにも苦労しそうなトピックでのスピーキングです。
ライティングやスピーキングは、
通常のTOEICでは、能力を推し量ることができません。
ですので、TOEICで900点以上取れていても、
英検1級では、点数が伸びないという人も意外と多いです。
英検1級に合格できている人が、TOEIC900点後半は取れても、
逆に、TOEIC900点後半を取れている人が
英検1級に合格するのは難しいです。
アウトプット力は一朝一夕に身につけられるものではないので、
合格するために、じっくりと対策をする必要があります。
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英検1級に合格するのは何が難しいのか?
英検1級の難しいと思われるポイントは、
単語、ライティング、スピーキングの3つの要素です。
単語
英検1級の合格は、とにかく必要な単語量と
その単語を自由に使いこなせるかというところが難しいです。
まず、日常で日本語で使っているような単語は、
知っていて使える状態でなければなりません。
TOEIC対策用の単語だけでは、どうしても足りません。
最低、英字新聞に出てくるような単語は、
すべてわかる状態になっていることが目安です。
単語数で言うと、12000から15000語レベルは必要です。
ちなみに、12000語と言うのは、
ネイティブの小学生程度だそうです。
ライティング
ライティングは、論理的に話を展開していく力と、
正確な表現能力が求められます。
特に、スペルミスなど、変なところで減点されないように、
書く必要があります。
スピーキングでライティングのスキルを向上させようとする人も
多いとは思いますが、練習の時も、
必ず書く練習をしていくことが大切です。
スピーキング
スピーキングは、2次試験になりますが、
かなり幅広い知識が必要になっていきます。
こちらも、論理的に自分の言いたいことをまとめる訓練が必要です。
いろいろなトピックに関して、
自分の意見をはっきりと述べられるようになっておく必要があります。
そして、何度も言い直したりすることなく、
スラスラと言葉が出てくるようにしておかなければなりません。
間違っても、フレーズ集などを闇雲に丸暗記ということは
しないようにしてくださいね。
経験者語るですよ・・・
英検1級に合格するためには?
英検1級に合格するためには、
アカデミックな内容について、
英語で話せるようになっておく必要があります。
時には、日本語で答えるにも
ちょっと難しいなと思う内容も出てきます。
たとえば、宇宙開発についてとか、健康管理について、
自尊心について・・・
あまり考えたことがないトピックについても出てきます。
自分の意見があらかじめない場合は特に、
試験会場でパニックになります。
練習の段階で、こういった内容には、
こういう風に答えようとある程度準備しておくことで
落ち着いて対応できます。
日常会話的なものではなく、
少し専門性が高い内容になってくるため、
それ相応の対策が必要です。
さらに、問題なのが、
そういったアカデミックな内容をしっかりと
勉強できる教材がなかなかないということです。
本屋さんにいっても、英検1級のテキストって
なかなかないです。
しかも、市販で販売されているものでは、
生ぬるすぎる・・・
かといって、街中にある英会話学校の
英検1級専門の対策のクラスはやたらと価格が高い!!
こういった、勉強に対する環境も、
英検1級の合格を難しくしていると考えられます。
私も英検1級に関しては、かなり悩みました。
もし、テキストでいいものがなくて悩んでいる場合は、
こちらを使うのがオススメです。
特に難関の2次試験対策、1次試験のライティング力強化ができます。
とにかく、ケーススタディを学び倒せる教材なので、
私はオススメしています。
量が多すぎて無理・・・と言う人もいるけれど、
ぶっちゃけ、そんな生半可な気持ちなら1級落ちます。
公式サイトで、合格率を見てから文句を言おう!
英検1級対策講座に通うなら
英検1級の対策講座に、もし通うのであれば、
ライティングの添削を丁寧にやってくれるようなところがオススメです。
ちなみに、オンラインでの添削は、こちらのサービスが安くて丁寧です。
ライティング対策は、同時にスピーキングの対策になり、
間違った表現のところを直してもらえ、
それが紙に残るというところがメリットです。
英検1級の場合は、グループレッスンのような
みんなで行うレッスンは無駄が多いです。
英検1級ではディベートを行うわけではありません。
それよりも、
発言の論理性、正確性を訓練するほうが大切です。
英検1級対策のレッスンは無駄が多いものを
提供している教室もあるので、気をつけましょう。
試験対策は、基本的に短期集中でやった方が効率が良いので、
マンツーマンで、必要範囲を集中的に対策していくのがベストです。
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